藍色の樹の物語

”藍色の樹“ それは私にとっての精神性、魂の世界の象徴のような大切な存在です。目にはみえませんが確かにそこに”ある “果てしなく広大で深く高く広がりを帯びている私たちの内なる世界は、本当に大切なものです。この中に記したたった一言でも、お読みいただいた方の勇気や心に灯る光となることができましたら幸いです。 お読みいただき、ありがとうございます🍃✨ 愛する家族、友人、そしてブログを通して御縁を頂いた皆さまへ。。。愛と感謝を込めて。。。  

 

 

貴方の初めての海は
貴方にとって畏怖そのものだった。

 

果てしなく続き
どこまでも深い海から
男たちが運ぶ
生命の糧。

 

その鮮明な赤色をみて
貴方は何を感じただろうか。

 

あの果てしなく広がる美しい海を

自在に泳いでいた生命のかたまりが
今ここで弾ける瞬間は
感謝と畏怖以外の何者でもなかった。

 

それは貴方の魂に深く深く刻まれる
生命の色。

 

雪解け水の流れる貴方の大切な空間は
大方雪に覆われて
純度の高い水に反射して
時折太陽の光がその飛沫にあたり
美しい虹色を創造した。


貴方はそこで最も純粋な感性と共に純粋な色を知る。

 

それは貴方の魂に深く深く刻まれる
生命の創造の色。

 

貴方はそんな光景を
静かに歌を歌い
石や樹々の響きを感じながら
見るのが好きだった。

 

この純度の高い透明感に溢れる水が
流れ
あらゆるところを通り
流れて
流れて
やがて
あの大きな生命の住う
あの大きな海へと辿り着く不思議を思い
貴方はそんな魂の旅路に
思いを馳せた。

 

今、時はたち
貴方はついに海へと辿り着いた。

 

生命の色と
生命の創造の色が混じり合い
合わさり合い
全てが溶け合う
今の瞬間を

貴方は丁寧に体験しながら
一歩一歩進む。

 

その両方の色の源泉を感じていた自分に
今の思いを送りながら。

 

個を超えて
繋がり合う喜びを
海は教えてくれる。

 

だがしかし
やはり繋がり溶け合いの前には

あの長い川をくだる
全ての瞬間が必要だったと
気づくだろう。

 

これからどう進むかは
わからなくても
これからどう在りたいかについて
思いを巡らせることは
その後のあらゆる繋がりに
大きな違いを生み出す。

 

行き着く先はたとえ同じでも。

 

どこにいくにしても
貴方はあの源泉の
二つの色を
忘れないだろう。

 

生命の色と
生命の創造の色。

 

海はその融合。

 

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