夜空の中
月の光の元
蕾を開く花がある。
華やかな香りを発し
魂の奥底からの喜びを
純粋に放つ花。
生命のエネルギーを産み出す花。
夜空でそっと輝く
美しい黄色の月の輝きは
黄色という色には
無数の種類があり
無数の波動を持っていることを
感じさせてくれるでしょう。
貴方の纏う色と
輝く月の色と
華やかな香りを発する花。
全てを覆い尽くす
黒とひと言では言い表せないほど美しい
青みがかったその夜空の中に
無数の色が存在する。
やがて太陽が昇るとき
その一粒ひと粒の光のかけらが
この地上の
あらゆる色に命を吹き込み
光に覆われ 美しい姿を現わすが
月の元で咲く花は
その命を次へと繋げ
喜びのままに
大地へと還りゆく。
その命の光は
沈みゆく優美な月と共に
また次に産まれる瞬間まで
旅をする。
交差し 流れ 巡りめぐる命たちは
その命の在り方が無数にあることを教えてくれる。
その命の輝く場がそれぞれ違うことも
教えてくれる。
ただその在り方で
命の全てを語りながら。