確かな核
人に宿る魂の光は
尊いもの。
生き様に全てが現れる
全身全霊で生きてきたその根底にある思いを
命をかけて語る時
その方の瞳には炎が宿り
後々世に伝わってゆく確かな核が
はっきりと感じられる。
その時
言葉は
ただの言葉ではない
命ある言葉になり
その言葉を感じるものの
魂の光の一部となりゆく。
貴方の生きたその道は
決してなくなることはなく
永遠となり
時空を超えて
在り続ける。
どこまでも
いつまでも。
やがて
太陽の光が優しく 柔らかく降り注ぐ緑多き空間の
樹々が風にそよぐ美しい
そんなある日
貴方の残した命の核の光を
そっと受け取る方がいるのだろう。
その光はその方の内なる世界と調和し
再び生まれてゆくのだ。
愛する人よ
ありがとう。