お台所での心得
お米の一粒一粒は
命の恵みです。
日々の慌ただしさは
お台所に持ち込んではいけません。
一歩お台所に入る時は
深呼吸し
心を整えてから入ると良いでしょう。
食するものに触れる者のエネルギーは
お食事の細部まで行き渡ります。
丁寧に愛を込めてお台所に向かう時
必ずその愛はお食事に籠ります。
それは命を捧げてくださった全ての食材に対する敬意であり
召し上がる方への敬意
その創るという行為にあたる自分自身への敬意にもあたります。
どれだけの命に関わるものがこの場で往き交うのかを考えると
お台所というものを、ある種神聖な場所とみなすことは
極自然といえるでしょう。
食に対する向き合い方は
御自身の人生への向き合い方と同じこと。
貴方のその在り方全てが
現れます。
どなたかを大切にしたいという思いがあるのなら
まず御自身を整え
場を整え
祈りと同じ状態でお料理されることを
試してみると良いでしょう。
そのことに今一度意識を置き
是非
一から取り組んでみてください。