生まれるということ
数えきれないほどの試練を超え
波打つ鼓動の中
その魂が充分に生きていけるようになるまで
守り続けてくれた愛の存在の強弱のエネルギーと自らの感覚だけを頼りに
地球へと生まれてくる魂。
時の流れが違うその魂の存在は
愛おしさと笑顔と共に
守り続けてくれた存在に
沢山の贈り物を携えやってきている。
それは物質的ではない
この世の学びと喜びの贈り物。
成長するにつれ
物質的な贈り物を受け取り始めるが
それはただ興味や表層の意識や利己心を満たすだけであり
真の豊かさを感じる奥底のセンサーを
満たすのは ただ一つ。
ハートがとくんと動くような
生きた体験のみであることを
まだどこかで知り 感じているからこそ
そのすれ違いが
そこはかとない理由なき寂しさと孤独を生み出し続けるのだ。
愛する子供たちよ。
あの柔らかな鼓動の道を通り抜ける前の
感覚を一瞬でも思い出せるならば
その感覚は一生涯貴方を導く貴方の中の一点の光となろう。
その光を広げ
周りの方々の役に立つように活かせるようになるとき
貴方は再び 真の意味で生まれるのだ。
やがてその一点の光を還す時が来ても
貴方を通り光るその一点の光は
唯一無二の貴方独自の輝きであり
貴方が存在した証として
大地と天を結ぶ光の柱として
輝き続けるだろう。